|
2008年 09月 04日
革命後のフランスをまとめあげ、ヨーロッパ全土を侵略した暴君、ナポレオン。母国フランスでは今でも英雄として知られる彼が失脚したとき、一部でニューオリンズに逃がそう、という動きがあったそうです。彼のための豪邸も準備され、受け入れる体制を整えていたものの、結局ナポレオンは一度もこの地を踏むことなく、1821年に命を落としました。 街にはヨーロッパ風な建築物がいっぱい。 この植民地時代に造られた古い建物の多くは、現在国の文化財に指定されています。その数なんと3万軒以上!! この地に古くから暮らしていたインディアンたちと、フランス・スペイン植民地時代に移り住んだヨーロッパからの移民、更には奴隷制によりアフリカから強制移住を強いられたアフリカン・アメリカン。それぞれの文化が混ざりあったことにより、ニューオリンズではアメリカの他の都市とは全く違う、独特な文化が形成されました。 そのため、海外からの旅行者のみならず、アメリカ国内からの旅行者にとっても、ニューオリンズはまるでアメリカではないどこか異国にいるような錯覚を引き起こすと言われています。 人気ブログランキングへ
by shizuka_sei
| 2008-09-04 09:09
| ニューオリンズ基礎知識
|
ファン申請 |
||